さて、リバティ。ロンドンには有名なハロッズを初め、セルフリッジ、ハーベイ・ニコラス等、数々のデパートがあるが、私はリバティが一番落ち着く所。まず、大きさがちょうど良くて、スッスッと全体を見れるから。ハロッズのように、迷子にならずにすむし。そして、木造の古めかしい建物の感じが好き。ちょっとした美術館にいる様な感じもする。入ったすぐの所で靴のデザイナー、マノロブラニクとのコラボのスカーフがあってちょっと気をそそられたけど、とにかく上から下まで一通り見てからと、素敵な階段を上がってみる。最上階の四階では既にクリスマスショップがオープンしていてオーナメントが沢山売られていた。どの国でも商売戦略なのか、シーズン前倒しで商品が並べられて、、、季節感ないな~。上から下まで隈無く見たけど、どうしても欲しいというものも見つからず、一階のティールームでひと休み。二階にもカフェがあって、そこの方がメニューの品も多くて、多分洗練されているのかもしれないけど、私のお気に入りは一階。そこはカフェではなくて、ティールーム。かかっている音楽を除けば、本当にトラディショナルなイギリスのティールーム。使っている食器がBurleighのブラックのウィローパターンというところもいい。頼んだのは、本日のスープとフィンガーサンドイッチのセット。スープはローストした赤ピーマンのスパイシースープと言ってたっけ?ちょっと私にはスパイシー過ぎたけど、火傷するくらい熱々で出て来たから二重マル。ぬるいスープは嫌いだから。サンドイッチは定番のきゅうり、スモークサーモン、タマゴ、ハムと四種類。こんなクラシックさが落ち着く理由かも。
お隣のカップルはアフタヌーンティーを頼んでいたから、ここは常時アフタヌーンティーが出来るみたい。そして食べきれなくてお持ち帰り用にしてもらっていたのも発見。堂々とお持ち帰りを頼める事も覚えておこう。
出口の花屋さんで淡い色に惹かれて、つい買ってしまった薄紫とピンクがかった薔薇とダリア。二時間くらい持ち歩くのだけれど、と言ったら下にお水を入れてラッピングしてくれた。お花は、割引きにならなかったけれど、、、。
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