素晴らしいと思っていたけれど、初めて中に入ってみて、その装飾の凄さは圧巻。空に突き抜けるかのごとく高く造られたアーチ型の天井、周りにはめ込まれたステンドグラスの美しさ、キリスト教徒でなくても神聖な気持ちになってしまいます。カンタベリー物語を書いたチョーサーもこちらに葬られているのですね。彼はひと時、この寺院で働いていたことがあったとか。シェイクスピアは残念ながらここで眠ることはできなかったよう。保存作業が随時行なわれているとはいえ、1065年から今日までこの状態が維持されているのはすごいですね。人気の観光スポットなのか、月曜日の朝なのに、院内は観光客で歩けばぶつかるほどいっぱい。人混みの苦手な私は最後にお祈りをして退散。
それからピカデリーに出て、お友だちから聞いていたシナモンロールが超美味しいというお店へ。見つけて行ったお店は、まさに映画「かもめ食堂」に出てくるお店みたい。あの映画の大ファンの私は、もう一目惚れ。お店に入ったとたん、気分はinフィンランド。カウンターにお目当てのシナモンロールがあったけれど、お腹が空いていたので、それはお持ち帰りにすることにして、ライ麦パンのサンドイッチとコーヒーを注文。悩んだ末、鰊の酢漬けと粗くつぶしたポテトにマスタードソースがのったものにしてみました。なんと働いている人は日本人。使っているカップはイッタラの物。カウンターの向こうの棚にはなんとアンティ・ヌルメスニメエらしき赤いけケトルが。平然とサンドイッチを頬張るふりをして、実は胸の中、大興奮。危うく袋に入れてもらったシナモンロールにも手を出しそうになったけれど、家まで我慢!(出来たてをその場で頂いた方がいいかな、と思ったのです。)
しっかりした生地の大きなシナモンロールはワンコと半分こして、熱々のお番茶とともにいただきました。シナモンが嫌いな人は食べられないくらい、渦巻きの中は、シナモンがいっぱい。シナモン好きの私たちはニッコリでしたが。この間もまた「かもめ食堂」を観てしまい、しばらくフィンランド熱が冷めそうにないかな。
ちなみに、お店の名前はNordic Bakery。ピカデリーサーカスの駅から2~3分のところにあります。
ウェストミンスター寺院、
返信削除そんなに混みあっているのですね。
私も人ごみは苦手です。
やっぱり、「ダビンチ・コード」の影響でしょうか?!
「かもめ食堂」、ずっと見たと思いつつ、
まだ見ていないんです。
このカフェも何度か前を通りかかっているのに
まだ入ったことがありませんでした。
すごくいい雰囲気。
シナモンロールもいい色に焼けているし、
お番茶まであるなんて嬉しいですね。
次回近くまで行ったら是非お茶してみないと!
なんと美味しそうなシナモンロール!!!それから、私は、今更、ダビンチコードにはまっていて、もうすぐ読み終わります♪
返信削除isisさん、シナモンロールはtake awayだったので、お番茶は家で熱々を入れたのです。残念ながら、お店にはありません。ちゃんとしたお番茶を出してくれるcafeがあったらいいですね。外に出て、紅茶もコーヒーも欲しくないことがあって、選択に困る時があります。最近は小さな水筒に温かいお番茶を入れて出かけるようにしています。
返信削除さーやさん、コメントありがとうございます。ダビンチコードも読んでいることだし、ロンドンへひとっ飛びしてきませんか?