日曜日の朝は静かに始まります。ホテルのコンサバトリーで朝食。
ホームメイドのヨーグルトと苺のコンフィチュールがとっても美味しかった。
ホテルのレセプション。
サービスの行き届いた居心地よいホテルを後にし、町の一番の見所、カテドラルに向かいます。
さすがの世界遺産。外観はすごい彫刻。
日曜日の朝だったので、聖堂ではミサが行われていて、厳かな雰囲気でした。聖堂の中の、正面のシャガールのステンドグラスも必見です。
カテドラルのお隣は宮殿で、中がミュージアムになっていましたが、午後からの公開で残念ながら見れませんでした。きっと、きらびやかな宝飾品の数々が見れたのでしょう。ここランスはその昔、国王の戴冠式が行われていたというくらいですから。さぞかし、膨大なコレクションがあるかと思います。
シャンパンの町なので、通りにはこんなのが。
二つ目の世界遺産見学。サンレミ教会。
そして、一番訪れたかったところは、ここ。ヨーロッパ、特にフランスで知らない人がいないというほど有名な日本人画家、藤田画伯の教会。それなのに、何と中は冬期は閉館で見れませんでした。外観だけですが、とってもかわいらしい素朴な教会でした。
町の周りにはシャンパン工場がいくつもあります。チャペルフジタのお隣にも。
ランスを後にし、カレーにもどりながら、途中でランチ休憩。St. Quentin(サンカンタン)という町。
頂いたのはオニオングラタンスープ。意外にあっさり、温まりました。
カフェの外には山積みのムール貝の殻。皆さんよくお召し上がりで。
中心広場にある劇場。小さな町でもこんな立派な劇場があるなんて、国全体の芸術レベルの高いフランスを感じます。
こちらは教会?てっぺんにはフランス国旗と鐘が。
早めにカレーに着いて、トンネル手前のショッピングモールでお買い物をするつもりが、なぜか入国審査も済ませてしまい、モールには行けないことが判明。ぐすん、お買い物はなにもできませんでした。
数日前に企画した今回の週末旅行。チャペルフジタにも入れず、美術館も時間帯が合わず見れなかったり、モールのお買い物もできなかったり、といろいろ残念なことがありました。でも、わたし的には観光客の少ない静かなフランスの町を教会の鐘を聞きながら歩いたり、サービスのよい素敵な小さなホテルでのステイ、おいしいお食事、ちょっとがんばってフランス語を喋ったことなど、あまり予定をいれないこんな旅行もいいものだな、と思いました。出来なかったことはまた次回戻って来るいい理由にもなりますし。
さあ、またフランス語へのモチベーションがあがったので、このハーフタームはフランス語の勉強をがんばることにします。