2012年11月29日木曜日

ウィリアムモリスギャラリーとティールーム

昨日はお友達に誘われて、ヴィクトリアラインを北に上がってほぼ終点に近いところにあるウィリアムモリスのギャラリーへ行ってきました。その辺り一帯はあまり雰囲気のよい感じではありませんでしたが、今年の夏に改装を終えてオープンしたギャラリーは、裏には広大なガーデンが広がり、なかなか素敵でした。



版画の型は当時の物が残っています。


自分自身も詩を書いて出版したり、チョーサーやシェイクスピアの本の印刷出版なども手がけていたとは知りませんでした。


生活の隅々まで美しい物を!という精神を貫いてきたモリスでしたが、私生活は美しいままではいかなかったようです。妻となったジェーンと友人のロゼッティーとの三角関係に悩まされるなど、結婚生活は平穏ではなかったとのお話。人生全てがうまく行くとは限りませんね。


通訳さんがついてのギャラリー見学、実はロンドンの塾が主催でやっています。私の子ども達は塾には行っていないのですが、お友達からのお誘いでこんな文化講座に時々混ぜていただいています。今時の塾は子ども達の教育だけでなく、親御さんへのこんな企画もしてくれるのですね。ロンドン探検にはとてもいいな、と思います。

せっかくめったに足を向けない北ロンドンの果てまできたので、帰りには気になっていたティールームに寄ってきました。
High Tea of Highgateという小さなかわいらしいお店です。


大好きなバーレイ食器でお茶が飲めるお店と言う事で、前から行ってみたいと思っていました。


ランチの時間だったので、玉ねぎとバターナッツスクオッシュのタルトを半分づついただき、スコーンを半分こ。


焼き上がったばかりのビクトリアスポンジも半分こでしたが、これはかなーり甘くてびっくり。上のアイシングを全部とりのぞいても(この手のアイシング苦手なのです)、まだ甘かったです。


このお店、日本の雑誌にものっていて、日本のデパートの英国展などにもよばれていったことがあるようです。よくこんな小さな町の小さなティールームを見つけてくるかと思います。日本の情報収集力ってすごいですねー。


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