2012年8月27日月曜日

中世の港町ライ

先週久しぶりのドライブでイングランド南東部のライという町を訪れました。
海岸沿いの町を思っていましたが、それは何世紀も前のことのようで今は町の周りを運河が流れ、漁船やボートが泊まっていて昔の港町の面影を残した歴史を感じる美しい町です。
石畳の丘をのぼって目の前に現れたのはイギリス最古の時計を掲げるセントメリー教会。


チューダー様式の黒い木枠と白の壁のコントラストが美しい建物、石畳の小径を入るとかわいらしいティールームやアンティークショップがあちこちに、、、すぐに気にいってしまいました。






ランチはマーメイドインという古いホテルの中のレストランで頂きました。お料理はモダンブリティッシュな感じで、美味しかったです。
ランチは2コースか3コースから選びます。
前菜のロブスターのムース。


トラウトのグリルのサラダ、トリュフのドレッシング。


ドーバーソール。

プレイスという白身魚のソテー。

デザート、
ラベンダーショートブレッドとプラムのコンポート。


ストロベリーのパンナコッタとストロベリースープ、ブラックペッパーのアイスクリーム添え。

著名人も数多く訪れる由緒あるホテルらしく、サービスが抜群で居心地のよい時間でした。


このホテルはその昔、ホークハーストという海賊の根拠地でもあったとのことです。



ストランドキーという運河沿いの通りはアンティークショップが立ち並んでいて、どのお店も立ち寄ってしまいたいくらいチャーミングでした。そのうちの一軒で、ヘレンドのお皿を見つけました。持っているティーカップとお揃いの柄、そしてお値段は、なんと9ポンド!


ワンコも一目で気に入った絵を見つけてお買い上げ。合わせて買ったので更に10パーセント引いて頂いて、二人ともにっこりのお土産ができました。


イギリスの田舎にはこんな魅力的な町がまだ沢山あるようです。ライという町、また、是非訪れたい町の一つになりました。

おうちご飯

お客さんや旅行で外食の多かったこの夏休み。毎日の食事もかなりはめを外して食べていました。やっと落ち着いてきた今日はこんな晩ご飯でした。

炊きたての5分搗きご飯。


玉ねぎ、いんげん、お豆腐のお味噌汁。


手作り胡麻豆腐。

なすといんげんの揚げ浸し。ねぎと生姜をたっぷりと混ぜて。


トマトとモッツアレラチーズ、バジルのサラダ。


お食後にはあつーいお番茶をたっぷり頂いて、とっても落ち着きました。

明日は久しぶりに玄米ご飯を丁寧に炊きたいと思います。

2012年8月24日金曜日

南フランス (7)

山道を下ったり上ったりしながら、お隣の小さな村、Monsに到着。村の広場へ車で入って行く道は車一台が通るのがやっとの狭い道。そこに入っていってしまったから、お向かいから車が来て、バックバックで戻って大変な思いをしました(運転手のマリアがですが)。村入り口の小道にようやく駐車スペースを見つけて、やっと歩いて町の中へ入れました。
広場の中心には戦争の記念碑がありました。


その脇では長テーブルをかこんで、オリーブの木の下で大勢の人が外でのお食事をしながら賑わっていました。
この日、8月15日は終戦記念日。各地でメモリアルの催しが行われていたそうです。



村の中心にあるセシリアお目当てのレストランは、混んでいて入れませんでしたが、ちょっと高台にある眺めのよいレストランに運良くはいれて、美味しいお昼にありつけました。
それぞれお昼のセットメニューを頼みました。

私はアントレにクロタンシェブールと胡桃のサラダ。


ワンコはズッキーニのパテ。どちらのアントレもこれだけでメインになりそうなくらいのボリューム。


私はメインにお魚。鱈のような白身のお魚でした。


ワンコは珍しくステーキ。bien cuit、しっかり焼いてください、とお願いしました。フランスではミディアムの焼き加減を頼んでも、レアくらいですから気をつけないといけません。


デザートにマリアと私はイタリア風にアフォガート。エスプレッソに1スクープのバニラアイスクリームを入れて、と特別注文したら、ウェイトレスさんは???それでも、ちゃんと注文通り持って来てくれました。それもこんなかわいらしいデミタスカップで。


ワンコはグラース(ジェラート)。レモンとコーヒーだったかな? お隣のテーブルで食べていたチェリーのタルトにもかなり惹かれたのですが、お皿いっぱいの大きなピースだったので、ちょっと引いてしまいました。


本当に小さな古い村でしたが、プロバンスの田舎のイメージ通りで小道の風景がどこをとっても絵になるかわいらしい村でした。





南フランス (6)

3日めはFayenceという村を訪ねました。マリアの家を出発したのは、ほぼお昼。さすがにティーンエージャーはよく寝るので、毎日の行動開始はゆーっくり。


村のあちらこちらにオリーブの木があって、たくさんの実を付けています。南フランスを感じます。


小高い丘の上からのパノラミックビュー。


景色の案内も手描き風でかわいらしい。


街のパン屋さんにハチミツ屋さん。




お腹も空いてきましたが、もうひと山越えて、もう一つの村に向かいます。セシリアお気に入りのレストランがそこにあるそうです。楽しみー。

南フランス (5)

イタリア人のマリアたちは朝ご飯はエスプレッソにビスコッティだけ。
ワンコも朝はゆっくり寝ているので、ほとんど食べません。
いつも早起き、朝食が必須な私は、部屋でたっぷりのミルクティーとビスケット。


フロントで朝食用のバゲットとクロワッサン、パンノショコラが頼めることを知り、3日め、4日めは前日にオーダーしておいて、お部屋で焼きたてのおいしいバゲットを頂きました。


最後の日はお持ち帰り用に、バゲットを2本注文!しっかり者です。


朝、マリアの家へ行くまでの小道の風景。






2012年8月19日日曜日

南フランス (4)

ビーチから帰り、シャワーを浴びて夜はカンヌの街へディナーへ繰り出しました。
着いたのは夜9時頃ですが、街はまだまだこれからという感じで賑わっていました。

カンヌ国際映画祭のオーディトリアムの前で。


レッドカーペットは観光名所のようです。


ディナーは中心街の古いビストロ風なお店で頂きました。
ワンコはクネルというお魚のスフレ。日本のはんぺん?みたいな感じでした。


 私は帆立貝のディッシュ。バルサミコとビーツのソースでさっぱりしたお味でした。


デザートは温かいアップルタルト。りんごが沢山でおいしかったー。


ワンコのクレームビュレもキャラメリゼがしっかりしていて、おいしかったようです。


まだまだ盛り上がっているカンヌの街を後にして帰途につき、ベッドに転がり込んだのは夜中の1:30でした。朝型の私、ヨーロッパの遅い夜の食事についていくのは結構大変です!