2011年2月28日月曜日

日曜日の公園

晴れ上がった日曜日の朝。グロッサリショッピングの後、こんなにお天気がいいのだからとワンコを引っ張って近くの公園で散歩。

あちらこちらで水仙が群れをなして咲いていて、寂しかったお庭に彩をそえています。






椿の花も、久しぶりのお日様の光を浴びて、元気がいい。



しぶしぶついて来たワンコも途中からは写真を撮るのに夢中。フォトグラファーの血が騒いだらしい?






家に着いたら、すぐさま雨がザーザーと降り始め、もうすっかりお日様はどこかへ行ってしまいました。この国ではお日様のチャンスは逃せません。

Girls Day Out オペラとアフタヌーンティー

ハーフターム(イギリスの学校の春学期の中休み)の終わる週末、ワンコとワンコのお友達とそのママと四人でGirls' Day Outと称して、オペラをマチネで鑑賞後、ホテルでのアフタヌーンティーを楽しみました。
オペラは、モーツアルトの「Die Zauberflote」。英語では「マジックフルート」、日本語では「魔笛」。言語の響きによる違いで作品へのイメージも変わる気がします。魔笛、というと、何だかちょっと怖そうなイメージですが、マジックフルートというともっと明るいハメルーンの笛吹きを連想する感じがしませんか?実際の内容はもちろん両方、怖い部分と楽しい部分を兼ね合わせていて、子どもでも楽しめるオペラです。たっぷり三時間のオペラでしたが、場面が次々変わって舞台演出が充分楽しめ、飽きさせません。





オペラの後は、フォーシーズンズホテルでのアフタヌーンティー。確か昨年頃、改装をしたばかりですが、モダンな感じに仕上がっていました。アフタヌーンティーはロビーのラウンジで、ジャズピアノの生演奏とともに頂けます。
この時間にブラックティーを沢山頂くと夜眠れないことが多いので、私はオーガニックのカモミールティーを、ワンコはアールグレイで両方お試ししながら頂くことにしました。ティーセットはちょっとオリエンタルな優しい柄のウェジウッドのものでした。


お茶の蒸らし時間を計る砂時計も。



四人でしたが、通常頂けないほどの量がでてくるので、二人分のアフタヌーンティーセットを注文して、別に二人分のお茶をとりました。


サンドウィッチは、チェダーチーズ、サーモン、ほうれん草と卵、ローストビーフのオープンサンド。


ガトーショコラとフレッシュフルーツタルト。


エクレア2種。レモンメレンゲタルト。チョコムース。






フレッシュベリーとクリーム。



素敵にでてきたアフタヌーンティーセットですが、何かが足りない?セットには必須のスコーン!他のテーブルでは食べていたとかメニューには確かあったとか、チェック厳しいしっかりもの女の子たちが心配をしていて、メニューにあったら追加で頼みましょうか、などという相談までしていたところ、
もう、お済みですか?そろそろ、スコーンをお持ちしましょうか?と、お兄さんが登場。ほっとする私たち。スコーンは後から温かいものを持ってきてくれるのです!


クロテッドクリーム、レモンクリーム、濃厚なワイルドブルーベリーのジャム。


皆、お昼をスキップしていたので、たくさん頂けてお喋りもはずみ、優雅なサロンでオペラの余韻を楽しみました。オペラは、日常から非日常の世界にひと時ワープさせてくれて、それが気分転換になるよね、まだまだ子育てで忙しく家事に追われる毎日ではたまにはこういう時間が必要!、だから、またしましょうね、という事でお喋りの幕を閉じました。
次回できるのはいつかしら?すでに楽しみにしています。

2011年2月26日土曜日

春の兆し

道端に黄色や紫のクロッカスが見え始め、運転をしていてもなんだか気持ちが明るくなります。そして、我が家の前庭の水仙のつぼみも膨らみ始めてきました。



お隣は紫のヒヤシンス、かな?



つぼみが膨らんで、、、と思ったら、







今日はもう咲き始めていました。
昨日、今日と寒さが緩んで、久しぶりにお日様にも会えたから、ぐーんと背伸びできたよう。

夕方5時過ぎでもまだちょっと明るくて、なんだか子どものようにはしゃぎたくなる嬉しさです。春ももうすぐよね、きっと。

食べてしまった!後のリセット食

旅行ではついついせっかくだから、、、という勢いで食べ過ぎてしまいます。もう二度とこないかもしれないと思うと、欲も出るし、おいしいものを目の前になかなか我慢するのは難しいです。それなので、旅行ではいつも割り切って、食べたいものをおいしく頂くようにして、帰ってから身体をリセットするように心がけて料理します。日本での旅行でない限り、やはり帰ってきて食べたいのはご飯とお味噌汁。



この数日はたっぷりのお味噌汁に少しのおかず。きんぴら、湯豆腐、ひじきの煮物、蒸し野菜といったものが食卓に順番に並びます。お肉やお魚、チーズなどの乳製品もたくさん頂いたので、その消化を助けるきのこ類もなるべく多く使って、お味噌汁は干し椎茸のおだしにしたりとちょっと気を使って料理をするようにしています。






こちらはワンコのお料理。大きなポルタベロマッシュルームにトマトと玉ねぎをソテーしたものをのせて、オーブンで焼いたもの。なかなかいけるのです、これが。


しかし、今日はリセット食なんていいながら、カフェでついついデザートメニューにこちらを見つけ、頼んでしまいました。
大好きなタルトタタン。フランスで食べれると思ったのに、チャンスがなかったという事を言い訳に。


そして、魔の誘いにのったワンコはこちら、クレームブレ。


食べたら動く!も鉄則。家に帰って、早速ダイソンの掃除機でブンブン掃除機かけをしましたよ。

2011年2月24日木曜日

週末プチ旅行 3ランス

日曜日の朝は静かに始まります。ホテルのコンサバトリーで朝食。
ホームメイドのヨーグルトと苺のコンフィチュールがとっても美味しかった。







ホテルのレセプション。




サービスの行き届いた居心地よいホテルを後にし、町の一番の見所、カテドラルに向かいます。


さすがの世界遺産。外観はすごい彫刻。


日曜日の朝だったので、聖堂ではミサが行われていて、厳かな雰囲気でした。聖堂の中の、正面のシャガールのステンドグラスも必見です。



カテドラルのお隣は宮殿で、中がミュージアムになっていましたが、午後からの公開で残念ながら見れませんでした。きっと、きらびやかな宝飾品の数々が見れたのでしょう。ここランスはその昔、国王の戴冠式が行われていたというくらいですから。さぞかし、膨大なコレクションがあるかと思います。



シャンパンの町なので、通りにはこんなのが。


二つ目の世界遺産見学。サンレミ教会。



そして、一番訪れたかったところは、ここ。ヨーロッパ、特にフランスで知らない人がいないというほど有名な日本人画家、藤田画伯の教会。それなのに、何と中は冬期は閉館で見れませんでした。外観だけですが、とってもかわいらしい素朴な教会でした。





町の周りにはシャンパン工場がいくつもあります。チャペルフジタのお隣にも。





ランスを後にし、カレーにもどりながら、途中でランチ休憩。St. Quentin(サンカンタン)という町。


頂いたのはオニオングラタンスープ。意外にあっさり、温まりました。


カフェの外には山積みのムール貝の殻。皆さんよくお召し上がりで。


中心広場にある劇場。小さな町でもこんな立派な劇場があるなんて、国全体の芸術レベルの高いフランスを感じます。


こちらは教会?てっぺんにはフランス国旗と鐘が。





早めにカレーに着いて、トンネル手前のショッピングモールでお買い物をするつもりが、なぜか入国審査も済ませてしまい、モールには行けないことが判明。ぐすん、お買い物はなにもできませんでした。

数日前に企画した今回の週末旅行。チャペルフジタにも入れず、美術館も時間帯が合わず見れなかったり、モールのお買い物もできなかったり、といろいろ残念なことがありました。でも、わたし的には観光客の少ない静かなフランスの町を教会の鐘を聞きながら歩いたり、サービスのよい素敵な小さなホテルでのステイ、おいしいお食事、ちょっとがんばってフランス語を喋ったことなど、あまり予定をいれないこんな旅行もいいものだな、と思いました。出来なかったことはまた次回戻って来るいい理由にもなりますし。
さあ、またフランス語へのモチベーションがあがったので、このハーフタームはフランス語の勉強をがんばることにします。