2012年2月21日火曜日

パリ お買い物あれこれ

マダムKのフランス語、本当にネイティブみたいでした。いくら20年以上住んでいるからって、住んでいるだけで話せるようにはなりません。どんな勉強をしたのかと聞いてみたら、学校には一度も通ったことがなくて、パリに来た当初プライベートでグラマーを徹底してみてもらったとのことでした。

グラマーは大体中学生までで習い終わるから、まあ小学生の教科書をしっかりやってみたらー、というマダムの提案のもと、教科書を売っている本屋さんに連れて行っていただき、フランスの小学生が使っている教科書を購入。こんなカンガルーさんと一緒なら楽しく勉強できるかな?と思っているのですが。

今、モチベーションが上がっているので、頑張りますよ!三日坊主にならないように。


本屋さんの帰りには、素敵な香りのキャンドルやルームスプレーを売っているお店にも寄っていただきました。キャンドルはコクリコ(ひなげし)の香り、ルームスプレーはすっきりした竹の香りを選びました。そして、基礎化粧品も売っていたのでロクシタンから浮気して、乳液やナイトクリームを試してみることに。日本ではフォーシーズンで使われているらしいですが、イギリスではまだ見ないお店なので、使うのが楽しみです。


アンティーク調のフォトフレームとガラスの小物入れはマレのおしゃれな雑貨屋さんで。フレームには白黒の写真が合うかな?


もちろん、お薦めのチョコレート屋さんにも案内していただきました。


お店の方に自由に詰め合わせていただいたショコラ。一粒づつ、楽しみたいと思います。


夢のようなパリでの三日間はあっという間でした。今回の旅は、マダムKに出会えたことが自分にとっての一番のお土産です。(そういいながら、色々お買い物もしましたがー。)初対面でありながら、日常生活、子どもの教育、将来のことなど色々お話が出来てとても楽しかったし、すっかりパリに根をおろしているマダムKのライフスタイルからいい刺激を頂きました。心地よいおもてなしをしていただいて、本当に感謝です。
今週はパリコレのお手伝いでお忙しくなると言っていました。きびきびと動きまわってお仕事をされる姿が目に浮かびます。
Merci beaucoup, a bientout, Madame K!
次回は是非、ロンドンでお会いしましょう!

パリ マルシェ

朝一番、マルシェにも連れて行っていただきました。

珍しかったのは黒い大根。どうやって食べるのかな?煮物とか出来るのかな?興味津々な私。


大きな大きなかぼちゃ。これもまたイギリスでは見ない種類のようです。初日のお昼に頂いたパンプキンスープはこれを使われたとのこと。欲しい分だけ、切り売りしてくれるのかしら?


こちらは菊芋。英語ではエルサレムアーティチョーク。フランス語では、、、確かtから始まって、かわいらしい名前だったけど、忘れちゃった。奥に見えるのは、ういきょう、フランス語ではフヌイユ。レンズマメのサラダに入っていたのが、これを茹でたものだったのだそう。生で食べると結構くせがあるけれど、茹でるとほとんどくせがなくて子どもも知らずに食べてくれそう。
色々な発見があって、面白いマルシェ見物でした。


こんなマルシェが平日にそれも歩いて5分くらいの所にあるなんて、いいなあー。日曜日は別のところで、Bioマルシェがあるんですって。次回はそれをめざして来てみたいな。それにしても、野菜をスーパーで買わなくていいのは、うらやましいです!

2012年2月20日月曜日

パリ Du Pain et Des idees

今回のパリ訪問の目的の一つはこのパン屋さんへ行くことでした。最寄りのメトロの駅はリパブリック。通りの名前をみながら、地上に出たつもりなのになぜか違う出口に出てしまって、ぐるぐると回りまわって、ようやく行きたい通りにたどり着き、よーうやくお店に着きました。


外観もおしゃれですが、店内も素敵。


美味しそうなヴィエノワズリーが各種。


こちらで働いていらっしゃる日本人のKさん。初のご対面でした。ちょうどお昼時でひっきりなしに入ってくるお客さんに忙しそうに接客されていました。


息子のような若さでどきどきしちゃって?パンをイギリスまで送ってくださった御礼もろくに言えず、、、その代わり、持ち帰れるだけしっかりお買い物をしてきました。ベーコンとプルーンのプチパン、オリーブのプチパン、クロワッサンなど。どれも美味しかったですが、やはり一番のお気に入りは、こちらのLePain des amies。シンプルですが、本当に美味しいパンです。アランデュカスのお店(だったかな?)にも出されているというのですから、おいしいはずですよね。


あ、こちらもかなりおすすめ。りんごがトロトロ、下のさくさくパイとあいまって、とろけるようにおいしいです。


お店の裏のサンマルタン運河。この日は気温が上がって、コートを着て歩いていたら汗ばむほどでしたが、それでも、運河は半分凍っていました。


パリ モンブラン

今回のパリでは美味しいモンブランを食べたいなと思っていました。モンブランだったらやっぱりサロンドテのアンジェリーナということなので、コンコルドからリボリ通りを歩いて、アンジェリーナへ向かいました。


アンジェリーナのモンブランは東京のプランタンで、その昔食べただけで、実に?十年ぶり。本店に入るのは初めてでした。店内は日本人の観光客がいっぱい。やはり知名度があって、人気なのでしょうか?


期待して食べたモンブランでしたが、、、なんだか今ひとつ。これって、自分の舌が肥えてしまったのか、なんなのでしょうね。昔食べた感動的な美味しさは味わえませんでした。そして、甘さと中のクリームとがヘビーになってきて、ついには食べきれずに終わりました。斜めでフランス人の女の子が食べていたクロックムシューが美味しそうにみえて、あれにすればよかったな、なんて思う始末。あ、これなら昨日のジャックジュナンを試しておけばよかったかなとか、色々欲張り食いしん坊な私です。まったく困ったものです。店内は綺麗で、ギャルソンのサービスもよかったのですけれど。


パリ おうちごはん

2日目の夜も、マダムK宅で頂きました。私を観光案内して疲れているはずなのに、本当に手際よく、美味しいものを作ってくださって、あー、幸せ。

白身魚のオーブン焼き。お野菜はエンダイブのソテー。エンダイブはいつもサラダで頂いていましたが、そのまま焼いてもおいしいという発見です。お魚は鯛の種類でしょうか、上にカリカリしたパン粉がのって、食感のアクセントになっていました。


お料理は特に好きじゃないのよ、というマダムでしたが、こんなに毎回手作りのおいしいものを頂いて、好きじゃなくても才能とパッションがあるのだわと感じました。そして、おいしくないものを買うくらいなら、自分で作ってしまおうというチャレンジ精神と。
だって、キッチンにあって、実は初日から気になっていたこのガトー。


プラスチックのお皿に乗っていたから、てっきり買ったものだと思っていたら、マダム手作りでした。その辺のパン屋さんのはおいしくないし、ちゃんとしたケーキ屋さんのお値段が高いし、それなら自分で作った方がいいでしょ!というマダム。私の大好きなガトーシトロンは真ん中がきれいに割れていて、本当に上手に焼かれていました。朝食用にシンプルなケーキを焼いておくそうですが、私はこの晩のデザートに頂きました。ジャックジュナンのケーキよりずっと魅力的でしたからね。こんな上手にケーキを焼かれて、お料理上手でないはずがありません!

次の朝は、通りを隔てたパン屋さんに焼きたてのバゲットを買いにいって、おいしいバターとルバーブのコンフィチュールでシンプルだけど美味しいプティデジュネを頂きました。
あー、こんなパリのアパルトマン暮らし、いつか数ヶ月でもしてみたいわー。


パリ マレ地区

いつも通っているフランス語の教室でマレについての記事を読んでいたので、街の中心にヴォージュ広場があることや歴史的な背景からユダヤ人の住む街などということは知っていましたが、右も左もわからないので、マダムKにご案内をしていただきました。
こちらは古いアパルトマン。きっとエレベーターもなくて、住むには不便だろうだけれども夏には壁が緑の蔦で覆われて綺麗だそうです。


歩きはじめたとたんに、アクセサリーのお店に寄り道。迷いに迷って、こんなピアスとネックレスを購入。こんな時のために、フランス語の先生のアンにアクセサリーの名前のフランス語を習ったばかりなのに、実際に使おうと思うとなかなか単語が出てきません。あーあ。


ヴォージュ広場と広場に面したアーケードのカフェ。カフェにはどんなケーキがあるか、ちょっとのぞいてみたりしました。ちょっと、のぞいてみる?なんて、聞いてくださるのも案内慣れしたマダムKだからです。




それから、ずーっとお散歩をして、お目当てのカフェのジャックジュナンへ。しかし、お茶を飲むのに列が、、、。ショコラを買うのも並んでいます。今、流行のスポットなのでしょうか?混んでいるの苦手、並ぶの苦手。どうしても食べたーいというケーキもなかったので、お店を後にしてまた歩きます。私はどこを歩いているのかさっぱりわからないのですが、Merciという洋服や雑貨のセレクトショップに着きました。さすがに歩き疲れたので、そこのカフェでお茶を頂きました。カフェの中は天井までびっしり、壁一面本棚になっています。まるで、図書館にいるみたい。うわー、こんな所で一日奥のソファーの席で、ゆっくりお茶を飲みながら本を読んでいていたいわー、といったらマダムKも同感とのこと。彼女もどうやら本の虫のようです。お店の人も感じよく、雰囲気のあるカフェです。


そこからはバスに乗って、帰途へつきます。パリでパスに乗るのは初めてです。乗ったときにチケットを機械にとおして、一枚のチケットで一時間は乗り放題とのこと。
どうやら私たちはバスチーユあたりにいたみたいで、バスチーユのオペラ座がバス停の正面に見えました。今回、オペラも観ようかと調べていたのですが、特に観たい演目もなかったので、まあ欲張らずにと次回のお楽しみにとっておきます。

2012年2月19日日曜日

パリ ジャックマールアンドレ美術館

次の日は、今回訪ねようと決めていたジャックマールアンドレ美術館へ。銀行家のアンドレ氏と画家のジヤックマール夫人が収集した18世紀ヨーロッパの美術品を見れる素敵なプチ美術館。

入り口の小路から素敵ですね。





大理石の螺旋階段に続く、ゲストの婦人たちが好んだといわれる温室を施した異国情緒あふれる廊下がとても素敵な空間でした。そして、特別なゲストだけが通されたというフィレンツェの部屋のルネサンスの作品も見ごたえがありました。

見学の後は、マダムKから館内のサロンドテはおすすめと聞いていたので、迷わず、そこでランチをすることにしました。

グレープフルーツ、マンゴ、チキン、プティほうれん草のサラダ。ドレッシングは蜂蜜の入った甘めのものでした。器となっているのはトマト風味のクレープのカリカリ焼き?みたいなもの。見た目もおしゃれで、美味しかったです。


デセールのかわりに、ウィーン風コーヒーを。カップから溢れるほどのクリームでしたが、あっさりしたクリームで難なくいただけてしまいました。(怖)


飲み物をいただきながら、日本のお友達に葉書を書いたり、サロンへはいってくる奥様方のファッションを観察したり、、、旅先でゆっくり過ごす私にとって一番好きな時間です。


美術館を後にして、マダムKと待ち合わせのマレ地区へ向かいます。

2012年2月18日土曜日

パリ アパルトマン

ユーロスターでピューとパリに行ってきました。


お昼過ぎにパリ北駅に着いた私を出迎えてくださって、素敵なパリのアパルトマンに案内してくださったのは、2年前に息子ジャッガーが学校からのホームステイでお世話になったお宅のマダム。是非、遊びにいらして、という言葉に誘われ、お言葉に甘えて今度は私がお世話になることになりました。


パリのアパルトマンにステイできるなんて、それだけでももう舞い上がっている私。その上、とってもフレンチなアットホームなお料理でおもてなししてくださって、もう、本当に感動の渦。

この日のランチは、レンズマメのサラダ、


チーズ、パテなどの盛り合わせとバゲット、



写真は撮り忘れましたが、これに熱々のおいしいかぼちゃのポタージュも頂いて、ゆっくりお喋り。

それから、お散歩がてらサンジェルマンデプレの方へ、お出かけしました。


パリに長くお住まいで観光案内慣れされているマダム。ちょこっとした小路に入って、ここはドラクロワの住んでいた家、ここは日本でもよく話題になる奇跡のメダイユ教会、ここは日本人が大好きなボンマルシェのフードコート、エルメスの新しいお店、アスティエの陶器を扱っているお店と、次々効率よく案内してくださいました。

夕方までしっかりお散歩して、帰ってからはワインを片手におしゃべり。その間にも手際よく、夕食の準備をしてくださって、今日のディナーはポークソテー、クスクスにお野菜のソースをかけたもの。(撮ったはずの写真がなぜか撮れていなーい!)とってもおいしくて沢山頂きました。

2012年2月2日木曜日

1月料理教室

1月の料理教室は、トライアルのクラスもあって3回、無事終わりました。

お献立は、黒豆入りの玄米ご飯。大粒の丹波の黒豆に皆さん、びっくり。そして、玄米がもちもち、ふんわりで、おいしーいと言っていただけて、私はうれしーい!


お汁は、根菜たっぷりの白味噌スープに、すりたての胡麻をたっぷりのせました。


今が旬で、甘みが増したリーク(長ネギ)をよく炒めて、野菜すき焼き。


ご飯のお供に、常備菜として玉ねぎ味噌。


梅酢大根。薄く切った大根を梅酢とみりんに漬けた、即席お漬物。


そして、残った漬け汁にオリーブオイルを加えて、茹でたグリーンとナッツのサラダのドレッシングに使いました。


久しぶりのお教室で、皆さんにお会いできて楽しいひとときでした。
今年もシンプルで美味しくて身体に優しいメニューを皆さんにご紹介できたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。


近所のフレンチブラッセリー

近くにフレンチブラッセリーがオープンしました。チェーンですが、なかなか良さそうなので早速ワンコと日曜日の朝ごはんへ出かけました。

私はおいしいと聞いていたフレンチトースト。フレッシュフルーツもたっぷり添えられていて、満足です。


ワンコはそば粉のクレープです。
スィート系とSavory系を二人で分け合って、ちょうどよかったです。


後日、友人のバースデーランチもこちらで。
2コースのランチで10ポンド弱と、この辺りではなかなかお手頃のランチです。
私はくるみと洋ナシ、ゴートチーズのサラダをスターターに、


鱸のローストをメインに選びました。


こちらは友人が単品で選んだフィッシュケーキ。


どれもなかなか美味しくて使えそうなお店です。なんといっても担当してくれたギャルソンがとーってもかわいい男の子で何度も色々お世話に来てくれておば様?達の面倒を笑顔でみてくれました。(オープンしたてだからかな?)これは彼目当てにしばらく通うことになりそうです!?