2011年12月15日木曜日

12月料理教室

先週は今年最後の料理教室が2日間ありました。


ホリデーシーズンでお客様をする機会も多いと思い、そんな時にとっても見栄えのするお魚一尾使ったお料理を紹介しました。今日のお魚は鱸。葱と生姜を炒めた上に塩を振ったお魚を置き、その上に白菜をたっぷり乗せて、お酒をふって蓋をして蒸し煮。お皿に盛り付けたら、香菜を飾って熱くした炒り胡麻油をジュッとかけます。最後の胡麻油で一気に中華風に仕上がります。


お正月のお料理の一品、紅白なます。今回はおみかんの絞り汁でさっぱりとした味付けです。


冬至かぼちゃ。お鍋の底に切手大の昆布をしき、塩をまぶしたかぼちゃをのせ、お酒と少しのお水でコトコトと煮ていきます。仕上げに香りづけのお醤油をほんの少しで出来上がりです。


そして、ふっくら炊けた玄米ごはんとすりおろし生姜を入れた大根とわかめのお味噌汁。





どちらのクラスでも、マクロビオティックでもお魚を食べてもいいのですかー?という疑問の声があがりました。うすうす感じてはいましたが、マクロビオティックはお魚もお肉も食べてはいけない、、、というような情報が浸透していて、かなり誤解があるようです。確かにマクロビオティックについて学び始め、食べ物の陰陽や身体への影響を知り始めると、今までより動物性のものや白砂糖をとる回数は格段に減るようになると思います。けれど、何か大きな病気を抱えている人で病気治しのためにマクロビオティックの食事療法をしている人でなければ、基本的には何を食べてもOKなのです。ただ、なるべく身体が食べたものをうまく消化できるように、その食べ方に気をつけてあげる、自分の大切な身体への心配りをしてあげる、ということは意識して料理はします。たとえば、今回はお魚のお料理。その消化を助けるための食材、大根や柑橘類のみかん、しょうがをメニューに取り入れています。
マクロビオティックを正しく伝えるというのは、本当に難しいことだなあと感じた今月のレッスンでした。

お教室の皆さん、今年も一年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。


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