週末うちご飯

朝から青空が広がったけれど、気温はグッと下がってきた。昨日の午後、最寄り駅の橋からタンクローリーが電車の上に落ちるという大きな事故があった。30分に一本しか通らない電車なのに、たった数秒通り過ぎる、その瞬間をめがけるかのように落ちてしまったんだ。全てはちょっとしたタイミング。今、在ることが、生きていることが、いかに尊いことかと改めて感じさせてくれる出来事だった。駅前の道路は閉鎖され、来週初めまで電車の復旧もないよう。イギリスのことだから、かなり時間がかかるだろう、、、。

今日は息子、ジャッガーが学校でのサッカーの試合へ。こちらの学校では、学校対抗試合の後は、ホームチームが相手チームをティーでもてなすのが慣例。サンドイッチと飲み物のときもあれば、ちゃんとした食事(proper foodと言っていた)のときもある。今日はソーセージアンドマッシュのproper foodだったとのこと。とってもイギリスらしい風習だと思う。ワンコの学校では放課後の試合の後は、確かフラップジャックスというイギリスのお菓子と飲み物でティーをしていた。

その後、友達を連れてきて今日は家に泊まって、明日一緒に遊びに出かけるという。食事のリクエストは照り焼きチキン。イギリス人の友達には一番人気のメニュー。それと日本のお米、sticky rice。お野菜もしっかり食べてもらえるように、チキンと一緒に玉ねぎのソテーと茹でたブロッコリーを添えて。前に遊びに来た友達は本当に日本のご飯が好きで、男の子三人で、6合のご飯を食べた。3合のお鍋はあっという間に空っぽ。遊んでいる間に、追い炊きで更に3合炊いた。嬉しくなるような食べっぷり。もうおかずはなかったのに、炊きたてご飯にお醤油を回しかけて美味しそうに食べていた。

男の子たちが食べ終った後、私たちはこんなおかずでゆっくりご飯。

赤ピーマンのマリネ




茹でブロッコリー



ワカメとたまごのにんにく炒め



ご飯が済んだ頃、花火の音があちらこちらから聞こえてきた。そうだ、今日はガイフォークスの花火の日だったっけ。日本の夏の風物詩である花火が、こちらでは冬の始まりを告げる行事とは。賑やかな音だけは聞こえてきたけれど、残念ながら家からは花火の様子は見れなかった。今日はいいお天気だったから、澄みきった夜空にきれいな花が咲いたことだろう。