2010年10月29日金曜日

ハロウィーンのパンプキンパイ

今週末はハロウィーン、そして、サマータイムが終わります。日が暮れるのがますます早く感じます。
ハロウィーンと言えば、パンプキン。毎年この時期になると作らずにはいられないパンプキンパイを焼きました。





かぼちゃを蒸して、皮を除いて、卵やお砂糖、シナモンなど他の材料と一緒にフードプロセッサーにかけます。パイ生地に流し込んで、オーブンへ。アメリカではハロウィーンからThanksgivingにかけて、ベーカリーやスーパーマーケットにパンプキンパイが並びます。ここイギリスではあまり見かけないので、そんなに人気がないのかしら?アメリカ人は子どももパンプキンパイが大好き。ある日、近所のお友達の所へパイのお裾分けをしたところ、その家の男の子が目を輝かせて、ぼくも一切れ、と頬張り、そして、?。ママの耳もとでコソコソっと囁いている。どうやらママの作るのやスーパーで買ったのと味が違って、お気に召さなかったよう。私が、かぼちゃをスチームして、、、と作り方を説明したら、お友達が、彼にはきっとtoo sophisticatedな味だったのよ。私は缶のパンプキンピューレでしか作ったことないから、と。そうそう、確かスーパーではLibby'sとかいうメーカーの缶が山積みになって売られていたっけ。そして、そのラベルにパイの作り方が書いてあるので、アメリカ人はそれに従って作るのが普通。チーズケーキにしても然り。フィラデルフィアクリームチーズのパッケージに書いてあるレシピで作るのが正統なのかも?

初めてパンプキンパイを食べたのは、確か高校生の時。当時、学校帰りに寄るお店で一番流行っていたのが、イタリアントマト。(今でもあるのかしら?)ダイエットの話をしながらアメリカンサイズの大きなケーキを友達と頬張った。色々な種類のケーキがある中で、さんざん迷って最後に選ぶのがパンプキンパイだった。黄色オレンジのパンプキンの生地の上にうすく真っ白なホイップクリームがぬられていて、二色のコントラストが可愛らしいと思った覚えがある。パイクラストがどんなだったかはあまり記憶にない。

レシピは藤野真紀子さんの本から。彼女のレシピははアメリカに住んでいた時、随分使わせていただいた。マクロビオティックを始めて、もう手の込んだお菓子は作らないだろうと、持っていたお菓子の本はほとんど日本に置いてきちゃったけれど、使い込んだこの一冊だけはいつも手元に置いてある。




芋、栗、南瓜が苦手なワンコもパンプキンパイだけは大好きだそうです。軽く泡立てたクリームと一緒に召し上がれ。





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