2010年9月17日金曜日

お料理教室のこと、少し。

来週のお料理教室(自宅で月に一度、マクロビオティックをベースにしたお料理教室をしています)は、ちょうどお彼岸の中日にあたるので、メニューはおはぎ。予行練習で作ったおはぎは、夕食のご飯代わりに食べるつもりで中には餡を入れずに、まわりに黒胡麻をまぶしたものと、南瓜餡で包んだもの。南瓜は塩をして蒸したものをペーストにします。ご飯は玄米と玄米餅米と半々にして、炊き上がりを少し搗きます。周りを餡で包むと、かなり大きくなるので、中のご飯を小さめにむすぶのが、きれいに作るコツです。


月一回のお料理教室では、その季節に合ったメニューを考えています。その土地でとれた出来るかぎりオーガニックの食材を使い、家でも繰り返し作ってもらえるように、レシピもシンプルにしています。
ふろふき大根、ひじきの煮物、いんげんの胡麻和え、きんぴら等など、いつも食卓にあって、嬉しいもの、ホッとするようなおかず。毎日のおうちごはんは、ハレの日のごはんでなくていいのです。繰り返し繰り返しのおかず。つまらないように思えるかもしれないけれど、それをていねいに心を込めて作ることが自分と家族の身体と精神を養うこと。おいしく炊いたご飯とちゃんとしたお出汁で作ったお味噌汁。ふだんのごはんを大切に。人生でハレの日は少し、ふだんの日の連続なのですから。

お教室の皆さん、来週はおはぎです!

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