2010年9月29日水曜日

本物の高野豆腐を味わって!

今日はシンプルに高野豆腐だけの煮物。ぬるま湯よりも若干熱いくらいのお湯でしっかりもどして、何度か水を変えながらしぼり水がきれいになるまでもみ洗い。たっぷりの昆布椎茸だしにお醤油とみりんを加え、おさえ蓋をして煮る。一般に売られている高野豆腐は柔らかい食感を出す為か、重曹などの膨張剤がはいっているものが多い。にがりのみで作られた本物は、慣れないと固く感じるかもしれないけれど、本物に慣れると、偽物は歯応えがなく物足りなく感じるようになる。高密度に作ったお豆腐を凍らせて、天日でしっかり乾燥させた高野豆腐は、豆腐以上の栄養分がありながら、豆腐の陰性さが抜けてマクロビオティックでいう中庸の食材。








学校のある日の子どもたちのお昼は給食(こちらではスクールディナーと呼ぶ)。ベジタリアン食も選べるが、そうでなければ金曜日を除いてメインは大体お肉らしい(金曜日はきまって、フィッシュandチップスだが)。それなので、基本的に家では穀物菜食。一応、お肉そろそろ食べたい?と、聞くけれど、たいてい学校で食べてるからお肉の気分じゃない、という返事。マクロビオティックの母に気を使っているのかもしれないが。穀物菜食のおかずでボリューム感を出すには、高野豆腐、車麩、セイタンといった煮たり揚げたり出来る良質のたんぱく質素材は欠かせない。今日は他にブロッコリーを茹でたもの、玉ねぎと赤ピーマンのりんご酢マリネ。玉ねぎと赤ピーマンをオリーブ油でサッと炒めてりんご酢で二、三分煮て、黒こしょうをガリガリっとかける。こう寒くなってきたら、ちょっとでも火を加えて身体を冷やさない食べ方に移行して、寒い季節に備えないと!





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