2010年9月28日火曜日

落ち着くおかず ひじき蓮根

外食が続くと、きまって欲しくなるのが、ひじきや切干し大根といった煮物に、ご飯とお漬物。素敵なデリカフェのお惣菜も美味しいし、お腹はいっぱいになるけれど、満たされないなにかがある。こちらのサラダ風お惣菜は、毎日食べて飽きないおかずにはなり得ないもの。食に関しては、日本人の遺伝子が細胞の隅々までしっかり入っているみたい。
今朝は、ひじき蓮根を丁寧に煮る。蓮根は残念ながら乾燥のもの。蓮根は韓国スーパーまで繰り出さないと手に入らないので、乾燥蓮根を買い置きするようにしている。今日のように急に食べたくなると困るから。初めにごま油で蓮根を炒めてから、ひじきを加え全体に油が絡むようにやさしく炒める。ひたひたのお水を加え、沸騰したら弱火でコトコト煮ていく。途中、ふたまわり位お醤油を入れ、更にコトコト。ほとんど汁気がなくなるまで煮たところで味をみて、足りない様ならお醤油を足して煮てから、最後に汁気をとばすように煮切る。週の始めに、煮物をたっぷり作っておくと使い回しが出来て、一週間がちょっと安心して過ごせる気がする。玄米ご飯には日本からのもちきびを入れてみる。いつもより柔らかくもちっと炊けた。ふっくら炊けた玄米ご飯にひじき蓮根、溜まりゴボウのお漬物を添えて。あ~、満たされた。







ところで、ひじき蓮根はマクロビオティックでは基本のおかずの一つ。ひじきも蓮根も緩んだ器官を締める作用があるので、全体的に身体が緩んでいる陰性体質の改善によいおかず。特に蓮根は気管支やのどの炎症によいといわれています。気温の変化の激しいこの時期。喉がガラガラしたり、ちょっと咳が出始めたりしたら、毎日の食事にちょっと蓮根をしのばせるといいかもしれませんね。

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