2010年9月23日木曜日

お彼岸のお寿司

お彼岸に入りましたね。お花屋さんやスーパーのお花売り場にも色々な種類の菊の花が並んでいます。
今日は精進混ぜ寿司を作りました。玄米を胚芽米に精米して炊き、すし飯を用意。干し椎茸、高野豆腐は出汁とお醤油で煮て、蓮根はリンゴ酢を水で割ったものでサッと煮ました。昨日の残り物のきんぴらも混ぜて、上からお海苔をたっぷり散らして。そして、今日は特別のものが入りました。




日本からのお土産で戴いた四国特産のすだちです。すだちの汁もキュッと搾って加え、更に皮を上からささッとすりおろしました。何かの雑誌の地方のお寿司特集で読んだことはあったけれど、お寿司にすだちを加えるのは初めて。くださったお友だちが、五目ちらしにすだちを加えると、香りがたまりません!と、言っていたのが気になっていて、試してみたくてうずうずしていました。ご飯に混じった緑も綺麗だし、なんといってもすだちの香りの爽やかさがたまりません。インディアンサマーのように暑くなった今日はこんな爽やかなお寿司が嬉しいです。副菜にはcrown prince squash というすごい名前のついたこちらの南瓜を大振りに切って煮てみました。甘さを引き出すように、初めにお塩を手でよくまぶして、焦げないようにお水を少し入れ、溜り醤油をサッとまわしてコトコト煮て、最後に水分をとばしたものです。いつも使うhokkaido squashより水分が多そうで、明日のおはぎに大丈夫かちょっと不安です。

すだちと言えば、学生時代の友人のご両親がやはり徳島の方で、毎年その時期になると、すだちの箱を送ってくれました。私が実家を離れた後も、しばらくの間、母あてに箱が届いたようです。花を選ぶセンスが抜群の人で、淡い色の取り合わせの花束とすだちを見ると、懐かしく思い出します。








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