2010年9月28日火曜日

Ottolenghi ひとりランチ

日曜日の朝なのに、時間を気にして目を覚ましたのは、9時過ぎの電車でジャッガーこと息子と娘のワンコをロンドンのコンサートホールまでつれていくため。午後3時からのコンサートのリハーサルに11時前に集合。田舎からロンドンへの電車は日曜日は毎時一本。必然的に9時に乗らないと間に合わない。10時過ぎにスローンスクエアに到着。日曜日のこの時間はようやく街が起き始めたところみたい。いつもは賑やかな駅前も嘘のようにおとなしい。手袋が必要なくらい冷え込んだ今朝のロンドン。三人で暗黙の了解のように、スターバックスを探す。あまりの寒さにどこかに座って、一息つきたいのだ。駅前には意外にもなくて、キングスロードをしばらく歩いたところにやっと発見。ソイラテで身体を温めて暫し休憩。



さて、コンサートホール(上の写真のホール)に二人を送り届けた後の私は3時までフリータイム。まずはバスでピカデリーに出て、諸用を済ませる。いつもはtubeを利用することが多いけれど(実は今までバスの乗り方がよくわからなかった)、今日はお天気もいいので何となく乗ってみたくなった。tubeの乗り換えを思ったら、なんて快適!ついでにロンドン観光やお店やホテルの場所とかも確認出来ちゃうし、道さえ混んでなければバスが便利なんだ~、と今更納得。fortnum and masonで友だちへのギフトを買ったり、ロイヤルアーケードをぶらっとしたりしてから、またバスでスローンスクエアへ戻る。スローンストリートの途中で降りて、今日は絶対ここ、と決めていたお目当てのお店を探して、ランチ。メインストリートからちょっと入り込んだ所に、発見。



ウィンドウにはおいしそうな焼き菓子のディスプレイ。こじんまりとしていて、いい感じ。とっても小さなお店で、カフェというより、デリがメインという感じ。でも、奥に6人位座れる大テーブルがあって、食事できるようになっている。奥のドアから外にも運んでいたので、外にもテーブルがあるみたい、、、でも、この寒さで外は無理!勇気あるイギリス人に脱帽!色々な種類の野菜のディッシュから盛り合わせで、ランチプレートを頼める。本にでていて、試したいと思っていたディッシュもあって、悩んだあげく選んだのはこちらの3品。





メインにsweet potatoのタルト、サラダ二品はroasted aubergine(茄子のロースト)のバターミルクソースとビーツと桃のマリネ。下にミントの葉を沢山敷かれてサーブ。お味はいかに?
うーん、見た目はナイスなのですが、期待ほどではなかったかな。まず、メインも冷たいままだったことが、残念。パルメジャーノが固まっていてしょっぱい。sweet potatoのはずなのに、ジャガイモの方が多い。食べて見たかった茄子のサラダはちょっとオイリーすぎ。松の実とザクロの実のアクセントはよかったけれど、ソースは今ひとつ。ビーツのマリネは桃との組み合わせは面白いけれど、特においしい!という訳でなく。かなりピッキーな私で、ごめんなさい。選択が悪かったのか、感じは良かったのでまた近くに行った時にはトライしてみるつもり。美味しい!と思ったのは、take awayして家で頂いたレモンとマスカルポーネのタルト。これはタルト生地もサクッとしていてレモンとマスカルポーネのコンビネーションも絶妙。甘さも程よく、大きさも品よく、花まる。




帰りは車で帰宅。夜のロンドンの街を車で通ることはあまりなくて、ライトアップされたハロッズが素敵で、思わずシャッターを。綺麗だね、と言いながら、これするのにどれくらい電気使っているんだろう、と堅実で環境にうるさいワンコ。ごもっともでございます。ハロッズもキャンドルナイトなんてするのかな?



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